「最期まで望んだ場所で過ごせるように」

私たちは、患者さんの願いを最後の最後まで諦めません。
そのために、できるだけ早い段階から出会い、患者さんやご家族の価値観を深く知ることを大切にしています。

診察時の医療的な関わりにとどまらず、
地域の皆さんの介護や福祉の力をお借りしながら、
そして何よりも、患者さんとご家族を中心に置いたチームをつくっていきます。

私たちは、チーム一丸となって本人に寄り添い、
〇 病気とともに生きる中での小さな希望を守ること
〇 人生最期が近づこうと残された希望を一緒に探し、ともに創っていくこと
これらを意識しながらその人らしい最期を支える意思決定をお手伝いします。

切れ目ない支援のために病院と在宅をつなぐ5つの方針です

①子どもから高齢者まで疾患も分け隔てなく誰でも診ます
　〇 制度の隙間に陥ってしまうような社会背景の複雑な方こそ地域のお力になります

②病院や自宅での会議には医師も参加します
　〇 退院前カンファレンスやサービス担当者会議には「医師も含めて」参加させていただきます

③他院での専門的外来治療は継続して受けられます
　〇 当院だけに契約をまとめる必要はありません。引き続き外来病院は継続して構いません

④在宅生活での本人の想いや説明の理解の程度を共有します
　〇 診療情報提供書には病気の経過だけではなく、本人の想いや説明への悩みを記載し共有します

⑤救急搬送時に希望の病院に運ばれるように工夫します
　〇 契約時に渡すファイルの先頭に希望する病院・希望しない病院を明記しています

機能強化型在宅療養支援診療所連携医療機関