おうち診療所とは
おうち診療所は、「じぶんを生きる を みんなのものに」をミッションに、地域の患者さんの自分らしい生活を支えるために訪問診療を提供します。
私たちが生まれた背景
おうち診療所が所属する平成医療福祉グループは、「絶対に見捨てない。」の理念のもと、高齢者医療とリハビリテーションに力を入れ、入院中や退院後の患者さんのQOLを最大化する取り組みを続けてきました。
2023年、多くの人が自分らしく生きられる社会の実現を目指し、新たなミッション「じぶんを生きる を みんなのものに」を策定。
このミッション実現に向けて、地域の患者さんの「自分らしい生活」をさらに支えるために必要なピースが「訪問診療」であり、それを形にしたのが「おうち診療所」です。
退院後の生活に不安を抱える患者さんや、家に帰っても医療の手が届かないことに悩むご家族。
そんな地域の方からの声に応えるため、私たちは「自分らしく生きる」を支える訪問診療を提供してまいります。

私たちが大切にすること
患者さんの暮らしに、一人の人間としてかかわる
私たちは、患者さんに寄り添う診療を目指し、ときには私服でご自宅を訪問することもあります。
それは、医療者である前に一人の人間として向き合いたいからです。
患者さんの人生を尊重する姿勢を、どんな形でも大切にしています。

つながりと対話で、患者さんの「じぶんを生きる」を支える
おうち診療所は、自宅でも施設でも、その人が選んだ暮らしの場に訪問します。
大切なのは「どこで暮らすか」ではなく、「どうその人らしく暮らすか」。
だからこそ、ご本人やご家族との対話に時間をかけ、問い続けます。
「この人が“じぶんを生きる”ために、私たちにできることは何か?」と。
その答えは一人の医療者だけでは出せません。
職種を越えたチームで一緒に考え、支え合いながら、その人の暮らしに合った医療の形を共に探していきます。

そして、私たちが大切にしているのはもう一つ──“つながり”です。
地域の訪問看護師さん、ケアマネジャーさん、介護スタッフさん、薬剤師さん──
患者さんの生活を支えるすべての人と顔の見える関係を築くこと。
それが、患者さんの「自分らしく生きる力」を何倍にもします。
私たち自身が、自分の家族を安心して託せる。
そう胸を張って言える診療所でありたいと、本気で思っています。
